製糸場、空から見学 202人が熱気球体験
- 掲載日
- 2011/09/19
熱気球から眺める旧官営富岡製糸場(奥)=富岡中グラウンド
熱気球に乗って空から旧官営富岡製糸場をながめるイベントが18日、富岡市の富岡中グラウンドで行われた。828人の応募の中から抽選で選ばれた202人が参加。上空約30メートルまでフワリと浮かび、世界遺産登録を目指す建物に見入った。
グラウンドは製糸場の西約300メートル。熱気球に乗ると、周辺のまちなみや鏑川も眺められる。
製糸場の近所に住む斎藤朝子さん(78)は「とても美しかった」と、空から見た製糸場に感激。市内の茂木徹さん(34)は「まちの中での製糸場の存在感が分かった」と、価値を再認識していた。
山崎彩加さん(太田木崎小3年)、赤沢来美さん(同)は「もっと乗っていたい」と、空中散歩が楽しくて仕方ない様子だった。
17~19日に富岡市内で開催中の「世界遺産への道!西上州まるかじりフェア」の特別企画として県西部県民局が行った。
熱気球に乗り込み笑顔の参加者たち=富岡市・富岡中グラウンド