世界遺産に推薦を 文化庁長官に知事が要望
- 掲載日
- 2011/09/28
本県の世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」の2014年世界文化遺産登録を目指して、大沢正明知事は28日、文化庁の近藤誠一長官を訪ね、12年度に国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦するよう要望する。 政府が22日、13年の登録を目指し「富士山」(山梨県、静岡県)と「武家の古都・鎌倉」(神奈川県)の推薦を正式決定。両候補を除くユネスコの世界遺産暫定リストに記載済みの国内候補は富岡製糸場など10件で、準備が整った候補から推薦される。県世界遺産推進課は「文化庁が公表している10候補の準備状況報告書では本県が一番進んでいる。知事から長官に要望し、次の推薦を確実にしたい」と話している。