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「富岡製糸場と絹産業遺産群」Web

4資産の価値議論 世界遺産専門家会議

本県の世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」の推薦書について協議する国際専門家会議(県、文化庁主催)が30日、前日に引き続いて県庁で開かれた。国際記念物遺跡会議(イコモス)の専門家ら3人と県世界遺産学術委員会の委員4人が、旧官営富岡製糸場(富岡市)との密接な関連性を重視して県が絞り込んだ有力4資産について、世界文化遺産としての顕著な普遍的価値や保護管理体制などを議論した。

県が示した推薦書案を基に、同遺産群の保全管理について協議した後、初日の論点だった普遍的価値や資産構成も含めて、2日間のまとめの議論を行った。

会議の成果は、県と文化庁が31日に前橋市の県公社総合ビルで開く国際シンポジウムで、同委員会の岡田保良委員長が報告する。

富岡製糸場(富岡市) 田島弥平旧宅(伊勢崎市) 高山社跡(藤岡市) 荒船風穴(下仁田町)