製糸場詠んだ掛け軸 富岡で漢詩作品展
- 掲載日
- 2011/11/30
力作に見入る来場者
富岡漢詩会(荒木直次会長)の「富岡製糸場漢詩作品展」が29日、富岡市まちかど遊YOUプラザで始まり、製糸場を詠んだ掛け軸や西上州の風景などを表現した一般作品71点が飾られている。12月7日まで。
同会は1990年に発足。20~90代の約100人が公民館で活動している。年1回、テーマを設けずに作品展を開いてきたが、製糸場の世界遺産登録を後押ししようと今回初めてテーマを設定した。
明治初期から現在も変わらずに整然と立つ製糸場を詠んだ約2メートルの掛け軸や写真付きの作品のほか、一般作品も展示され、来場者は力作に見入っていた。