独自のシルク製品を 前橋 蚕糸絹業新年の集い
- 掲載日
- 2012/01/19
会場に花を添えた「礼装舞」
第12回蚕糸絹業新年の集い(「群馬の絹」活性化研究会主催)が18日、前橋市内のホテルで開かれ、養蚕や製糸、織物、和装文化の関係者ら約110人が親交を深めた。
研究会の木島一雄副会長は「本県の蚕糸絹業の活性化を図る上で関係者が連携し、独自のシルク製品作りを進めることが重要」とあいさつ。出席者は旧官営富岡製糸場の世界遺産登録運動や、研究が進む遺伝子組み換え蚕などを話題に歓談した。
山口きもの学院の師範たちが音楽に合わせてしなやかに着物を着る「礼装舞」を披露したほか、放映中のNHK連続テレビ小説「カーネーション」でヒロインが使用した伊勢崎銘仙と同デザインの着物が飾られた。