世界遺産盛り上げ きょうまで太田 絹の魅力、歴史紹介
- 掲載日
- 2012/01/22
昔ながらの機織りを体験する親子
富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録を推進し、本県シルクの魅力や歴史をPRするイベントが21日、太田市のイオンモール太田で始まった。22日まで。
シルクカントリーぐんま連絡協議会(近藤功会長)が太田で初めて開いた。近藤会長は「若い世代、家族に関心を持ってもらい、全県で運動を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
初日は1階の会場で製糸場と遺産群を紹介するパネル展示やPRビデオの上映、桐生の特産品を販売する買場紗綾市を開催。座繰り、機織り、布ぞうり作りなども楽しめ、大勢の親子が糸ができる様子や昔ながらの織物を興味深そうに体験していた。2日目も座繰りやまゆストラップ作りなどが体験できる。
また、2階の会場では明治から現代までの写真で日本を代表する蚕種産地・伊勢崎市境島村地区を紹介する写真展も開かれている。