映像で絹遺産を支援 前橋の専門学校 製糸場の映画試写
- 掲載日
- 2012/03/23
「製糸場の歴史的価値を多くの人に知ってもらいたい」と呼び掛ける橋本さん
有坂中央学園中央工科デザイン専門学校(前橋市古市町、中島利郎学校長)の学生ら20人が制作した富岡製糸場のドキュメンタリー映画「はじめの始まり ブリクとシマン」の試写会が22日、同学園で開かれた。
映画制作は、同校を運営する有坂中央学園の創立70周年記念事業で、映像を通して富岡製糸場の世界遺産登録を支援するのが狙い。製糸場建設に不可欠だったれんがとセメントに焦点を当てた内容で、140年前の技術とものづくりの精神に迫っている。
劇中の再現ドラマでは、フランス人技師、ポール・ブリュナや製糸場初代所長の尾高惇忠らがれんがやセメントづくりに尽力する姿が描かれ、西洋と日本の技術が集結した製糸場の歴史的価値を際立たせている。
中島学校長は「世界遺産登録の後押しになればうれしい」とあいさつ。映像クリエイターコース1年の鈴木淳さんは「製糸場は技術の結晶で世界に自慢できる建築物」と話し、同コース1年の橋本愛実さんは「製糸場の歴史的価値を多くの人に知ってもらいたい」と呼び掛けていた。
24、25日の両日、富岡製糸場で試写会が開かれる。