世界遺産登録支援に38万円 イオンが県に
- 掲載日
- 2012/04/18
反町部長に目録を手渡す森山部長（左）
本県の世界遺産登録推進に役立ててもらおうと、イオン（千葉市）は17日、昨年５月に発行した電子マネーカード「ぐんまシルクＷＡＯＮ（ワオン）」の利用額の一部約38万円を県に寄付した。
昨年５月に県とイオンが締結した、県産品販促や防災など多様な分野で提携する「地域活性化包括連携協定」の一環。カード利用金額の０・１％が寄付金となり、世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」の支援事業に充てられる。
県庁で行われた贈呈式では、イオンリテール北関東カンパニー栃木群馬事業部の森山雅彦部長と反町敦県企画部長が出席。森山部長は「これまで約１万枚発行できた。今後も全国全店で販売したい」とし、反町部長は「ご支援いただいた寄付金を有効に活用したい」と感謝した。
県内では高崎、太田両市内のイオンモールなどで販売されており、利用額の０・１％は今後も県に寄付される。
