れんが倉庫描けたよ 西毛5会場 産業遺産の写生大会
- 掲載日
- 2012/04/23
富岡製糸場を描く参加者
西毛地域の産業遺産を描く「赤れんが写生大会」が22日、富岡市の旧官営富岡製糸場など5会場で行われ、子どもから大人まで250人余りが建造物の特徴をとらえながら写生に取り組んだ。
富岡青年会議所と市が、地元の産業遺産に関心を持ってもらおうと企画。製糸場のほか、下仁田町の荒船風穴、藤岡市の高山社跡、安中市のめがね橋と丸山変電所を会場に実施した。
富岡製糸場では、約180人が思い思いの場所で画材を広げ、建物に目を凝らしていた。東繭倉庫を題材に選んだ富岡西小2年の笠原夏生君(7)は「瓦がたくさんあって屋根を描くのが大変だったけれど、色を塗ったらきれいにできそう」と話した。
参加者の作品は5月3~13日に市立美術博物館で展示され、その後は入賞作品を中心に県内各地を巡回する。