本年度の世界遺産 推薦、文科省に要望 きょう大沢知事
- 掲載日
- 2012/04/25
本県の世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」について、大沢正明知事は25日、文部科学省の高井美穂副大臣を訪ね、同遺産群の2014年の世界文化遺産登録に向けて、政府が本年度に国連教育科学文化機関(ユネスコ)へ推薦するよう要望する。
文化庁は、ユネスコの世界遺産暫定リストに記載され、次の推薦を目指す国内10候補の中で、同遺産群の準備が仕上げ段階にあるとの認識を示している。県世界遺産推進課は「文化庁とともに本年度の推薦に向けて着実に準備しており、(文化庁を外局に置く)文部科学省にも強く要望して推薦を確実にしたい」と話している。