「富岡遺産群、先頭に」 大沢知事 本年度の推薦要望 文科副大臣
- 掲載日
- 2012/04/26
本県の世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」について、大沢正明知事は25日、文部科学省を訪れ、高井美穂副大臣に対し、2014年の登録に向けて本年度の国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦を要望した。高井氏は「富岡の遺産群がいちばん先を走っている。最後まで手を抜かないようにすれば、おそらく国としても推薦の方向に向かうことになると思う」と述べた。
要望を終えた大沢知事は記者団に「副大臣も、いちばん熟度が高いという認識だった。慎重に進めれば、本年度の推薦書提出になると思う」と好感触を強調。稼働中の産業遺産の推薦で政府が手続きの変更を議論している問題では、すぐには富岡に影響してこないとの認識を示した。
大沢知事は、樽床伸二民主党幹事長代行にも同様の要望を行った。