製糸場の意義考える上映会 前橋
- 掲載日
- 2012/05/13
映画に見入る来場者
富岡製糸場をテーマにしたドキュメンタリー映画「はじめの始まり ブリクとシマン」の上映会が12日、前橋市古市町の中央総合学院で開かれ、来場者が映画を通して製糸場の建設経緯や歴史的意義について考えた。
制作した中央工科デザイン専門学校の中島利郎学校長は「富岡製糸場の建設にスポットを当てた。世界遺産登録の後押しになれば」とあいさつ。総合プロデューサーで同市出身の映画監督、桜井真樹さんは「学生は培った能力を十分に発揮してくれた」と述べた。
映画は同校を運営する有坂中央学園の創立70周年記念事業として制作。4月の米国ヒューストン国際映画祭で「プラチナ賞」を受賞したことを記念した上映会で26日にも開く。