県と関係4市町世界遺産協設置 21日に初会合
- 掲載日
- 2012/05/19
2014年の世界文化遺産登録を目指している「富岡製糸場と絹産業遺産群」の確実な保存管理体制を構築するため、県と関係4市町は21日、「県世界遺産協議会」(仮称)を設置、県庁で初会議を開く。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)への本年度の提出に向け、県が作成している同遺産群の推薦書案が完成間近となる中、添付する4資産の包括的保存管理計画について、県と4市町の文化財保護、都市計画、企画などの関係者が一堂に会して協議する。
4資産は富岡製糸場(富岡市)、田島弥平旧宅(伊勢崎市)、高山社跡(藤岡市)、荒船風穴(下仁田町)。協議会は世界遺産に登録された後も存続させ、県と各市町が責任主体となって遺産群を保存管理していく。