渡船、遊覧長蛇の列 伊勢崎 利根川でフェスタ 田島弥平旧宅も見学
- 掲載日
- 2012/05/21
迷彩色の救命胴衣を付けて乗船する来場者
伊勢崎市境島村の利根川河川敷で20日、第17回島村渡船フェスタが開かれ、渡船や利根川遊覧を楽しむ多くの家族連れでにぎわった。
県道だった島村渡船区間は4月から市道に移管された。移管前に県は、利根川の川底のしゅんせつ工事を行い、両岸の船着き場が最短で結ばれるコースが復活。右岸船着き場近くにある田島弥平旧宅の見学もできるとあって長い列ができた。
来場者は自衛隊ボートによる利根川遊覧で迷彩色の救命胴衣を着て乗船したり、野菜即売コーナーなど多くの露店を回って楽しんだ。
世界遺産登録運動に少しでも力になりたいと、伊勢崎興陽高の生徒らは境島村地区で収穫された桑の実のジャム250個を販売。境島小の児童14人が「くわの実」と筆で描いたラベルも張られ、来場者の関心を引いていた。