絹遺産保護へ計画 県と４市町
- 掲載日
- 2012/05/22
２０１４年の世界文化遺産登録を目指している「富岡製糸場と絹産業遺産群」の保存管理に向け、県は21日、富岡、伊勢崎、藤岡、下仁田の関係４市町と県世界遺産協議会を設置、４資産の包括的保存管理計画について県庁で話し合った。
県世界遺産推進課は、政府による国連教育科学文化機関（ユネスコ）への本年度の提出に向け、現在作成中の推薦書案を文化庁と最終調整していることを報告。推薦書に付け加える同計画案を４市町の文化財保護、都市計画、企画などの関係課長に示して意見を聞いた。
県の反町敦企画部長は「世界遺産登録では推薦資産を確実、恒久的に保護するための計画と管理体制が不可欠」と今後も４市町と連携しながら保存管理を進めていきたいとした。
