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「富岡製糸場と絹産業遺産群」Web

「お富ちゃん」って呼んでね 富岡市のキャラクター 小間さん名付け親に

富岡市のイメージキャラクター=写真=の愛称が、富岡南中3年の小間尚美さん(14)が考えた「お富(とみ)ちゃん」に決まった。10月3日(おとみ)生まれで「永遠の14歳」という設定。お富ちゃんはご当地ナンバープレートへの活用や着ぐるみ作製などが予定されており、さまざまな場面で"市の顔"として活躍する。

お富ちゃんは旧官営富岡製糸場で働いた工女姿のキャラクター。もともと「富岡日記」の作者である実在の工女、和田英にちなんで「おエイちゃん」と呼ばれてきたが、富岡をイメージできる名前にしようと改名が検討された。

愛称は3月に一般公募し、453件の応募があった。最も多かったのは「まゆ(繭)」で103票、次いで「富(とみ)」99票、「絹(きぬ)」60票と続いた。

選考委員会で検討の結果、富岡を連想できる「富」を採用。提案者の中から「富岡製糸場の世界遺産登録、富岡の生活がさらに豊かになることを願った」と愛称の理由を挙げた小間さんを名付け親とした。

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