春繭黄金に輝く 富岡製糸場で荷受け始まる
- 掲載日
- 2012/06/19
春繭黄金に輝く 富岡製糸場で荷受け始まる
世界遺産登録を目指す富岡市の旧官営富岡製糸場で18日、市内の養蚕農家が育てた春繭の荷受け作業が始まった=写真。20日までの3日間で「ぐんま200」「ぐんま黄金」など3品種、計2トンを受け入れる。
初日は養蚕農家3軒が約850キロを搬入。場内の乾燥場前に設置した台の上に白や黄色の繭を広げ、農家や市職員らが汚れのついた繭などを取り除いた。
同市白岩の金井一男さん(72)は「収穫時期に好天に恵まれ、ことしの繭は例年より光沢が良い」と、500キロ以上の自慢の繭を運び込んでいた。