“観光のプロ”待ってます 富岡市が専門員募集
- 掲載日
- 2012/06/28
富岡市は、観光振興を担う「観光専門員」を募集する。嘱託職員として雇用し、旧官営富岡製糸場や妙義山といった観光資源の磨き上げや地域づくりに力を発揮してもらう。
製糸場の世界遺産登録が2年後にも見込まれる中、「観光のプロ」の視点でさまざまな観光プランを提案してもらい、観光施策の充実を図る。
募集するのは1人で、月給30万円。雇用期間は9月1日から5年間だが、契約は1年更新。週5日勤務で就業時間は午前8時半~午後5時。希望者を7月末まで募り、書類選考と面接で採否を決める。
選考条件は、旅行企画の提案や観光関係者との調整を求めるため、旅行業などでの勤務経験や地域づくりに熱意がある人。居住地や年齢制限はない。ほかに普通自動車の運転免許を持ち、ワード・エクセルなどパソコン入力ができることなど。
岡野光利市長は「ほかの観光地と比べると、富岡の観光施策は遅れている。専門知識とセンスある人の力を借りたい」と呼び掛けている。
問い合わせは市観光課(電話0274・62・1511)へ。