世界遺産のあるまちづくり提言 富岡市が専門家会議
- 掲載日
- 2012/07/06
旧官営富岡製糸場の世界文化遺産登録を見据え、富岡市は、外部の有識者による「世界遺産まちづくり専門家会議」を設立する。文化財や景観、世界遺産、まちづくりの各分野の専門家8人で構成。市の事業に対して専門的な視点から提言してもらい、まちづくり施策に役立てる。
市は2006年度策定のまちづくり計画に基づき、住民や事業者と連携して製糸場の価値に配慮した街並み整備やまちづくりを進めている。有識者会議はこれらの施策を検証し、世界遺産があるまちづくりの在り方について助言する。
8人はこれまでに市の事業に携わったり、他都市のまちづくりプロジェクトで実績を挙げる大学教授や民間企業の関係者を招いた。年2回の開催予定。第1回会議が25日に富岡製糸場で開かれる。