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富岡製糸場と絹遺産群 正式推薦 絹の輝き 世界へ 東京・銀座でイベント 伝道師説明に興味

伝道師の説明に聞き入る来場者
伝道師の説明に聞き入る来場者

世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」を紹介する展示・体験イベントが23日、東京・銀座のぐんま総合情報センター「ぐんまちゃん家(ち)」で始まり、写真やパネルで富岡製糸場をはじめとする構成資産の魅力を発信している。政府が同遺産群の国連教育科学文化機関(ユネスコ)への推薦を正式決定した日に重なり、上毛新聞の号外も届けられ、道行く人たちに配布された。イベントは27日まで。  世界遺産登録を後押ししようと、県世界遺産推進課が主催、富岡製糸場世界遺産伝道師協会が協力した。

会場には、写真家の清水襄(じょう)さんが撮影した構成4資産の写真や、歴史的価値などを解説するパネルを展示。伝道師協会の伝道師が訪れた人たちに詳しく説明している。各構成資産をパノラマ映像で訪ね歩く「バーチャルツアー体験」や、生きた蚕、本物の繭、生糸に触れ合えるコーナーもある。  太田市に友人がいる縁で、時々ぐんまちゃん家を訪れているという白石敦(おさむ)さん(52)=東京都江戸川区=は「富岡製糸場のことは教科書で知っていたが、荒船風穴などは知らなかったので(説明を聞いて)面白かった。機会があれば行ってみたい」と話した。

ぐんまちゃん家の宮崎信雄所長は「これを契機にぐんまの温泉地や観光地を底上げし、東京の人たちに積極的にアピールしたい」と期待を寄せた。 イベントは午前10時から午後7時まで。27日は午後1時までで、同2時から世界遺産をテーマにしたセミナーが開かれる。

【ふさわしいまちづくりを】4市町長コメント

◎岡野光利富岡市長
富岡製糸場と絹産業遺産群の推薦を決定いただき、関係機関に感謝申し上げる。世界遺産を持つにふさわしいまちづくりを進めていく責任を感じている。

◎五十嵐清隆伊勢崎市長
今回の推薦決定で全国的な評価をいただけた。世界遺産となれば、まさに世界に認められること。市民にとって大きな誇り、喜ばしい限りだ。

◎新井利明藤岡市長
大変ありがたく、大変光栄。「高山社跡」を持つ藤岡市は本年度中に整備活用基本計画を策定する。世界遺産登録に向け保存と整備のさらなる努力をしたい。

◎金井康行下仁田町長
世界遺産が現実味を帯びてきた。2年後の登録に向け、県や関連する市と連携を密にするとともに、町内でも機運を高める取り組みをしたい。

富岡製糸場(富岡市) 田島弥平旧宅(伊勢崎市) 高山社跡(藤岡市) 荒船風穴(下仁田町)