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花まゆ 光沢柔らか 富岡製糸場で企画展

繭独特の丸みと柔らかな光沢を生かした作品「花まゆ」
繭独特の丸みと柔らかな光沢を生かした作品「花まゆ」

富岡製糸場創業140周年記念企画展「富岡製糸場と花まゆ」が5日、富岡市の富岡製糸場東繭倉庫で始まり、繭独特の丸みと柔らかな光沢を生かした作品が来場者を魅了している=写真。10月8日まで。

花まゆは、工芸家の酒井登と巳み子こさん(65)=名古屋市=が1988年に考案。全国50カ所で教室を開いており、海外でも展示されるなど注目を集めている。

今回のテーマは「繭のふるさとへ」。富岡の豊かな大地を表現した高さ約2メートルの「豊饒(ほうじょう)」や「製糸場で作品展を開催できる感謝を込めて」制作したバラ中心の「伝え花」など8作品が会場を彩っている。

富岡製糸場(富岡市) 田島弥平旧宅(伊勢崎市) 高山社跡(藤岡市) 荒船風穴(下仁田町)