お富ちゃんナンバー ゲット 富岡市が交付開始 世界遺産登録 ”後押し”
- 掲載日
- 2012/10/05
富岡庁舎で行われたご当地ナンバープレートの交付
富岡市の「ご当地ナンバープレート」の交付が4日、市役所富岡庁舎・税務課と妙義庁舎・地域振興課で始まった。初日は44人に60枚を交付。ミニバイクなどに一けたナンバーを取り付けようと夜明け前から庁舎で待ち構えていた市民もいた。
ご当地ナンバーは旧官営富岡製糸場の世界遺産登録に向けて、市のPRと地域活性化、観光振興につなげようと導入。市のイメージキャラクター「お富ちゃん」とれんががデザインされている。
午前0時過ぎに富岡庁舎に到着した男性(49)=神農原=はミニカー(四輪バギー)用の「1」ナンバーを取得。「昨年の市議会で話題が出た時から目を付けていた。かわいい絵柄で目立てそう」と笑顔で語った。しののめ信用金庫の担当者は市内の本店・支店の計13台の営業用ミニバイクのナンバーを交換。同金庫にはNPO法人富岡製糸場を愛する会の事務局が置かれており、担当者は「このナンバーを付けて世界遺産登録を応援したい」と話した。
ナンバープレートは新規登録と、現在使用中のプレートの交換も受け付ける。交付手数料は無料だが、ナンバーは指定できない。