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「富岡製糸場と絹産業遺産群」Web

産業遺産の魅力探る 富岡製糸場140周年でシンポ 来月前橋

富岡製糸場の創業140周年を記念した国際シンポジウム「世界遺産登録へ!産業遺産の魅力~まもる、みせる、つたえる」が11月11日、県庁で開かれる。フランスとメキシコから産業遺産の専門家を招いて講演、パネルディスカッションを行い、2014年の世界文化遺産登録を目指す本県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」の今後の保存活用に生かしていく。県や富岡市、上毛新聞社などでつくる富岡製糸場創業140周年記念事業実行委員会の主催。

国際産業遺産保存委員会(ティッキ)のフランス代表を務めるジュヌビエーブ・デュフレーヌさんはフランスの絹産業遺産、同メキシコ代表の岩垂ミグルさんは、同国の鉱山や鉱業地域の見学施設と解説センターをテーマに語る。

その後、県世界遺産学術委員会委員長で国際記念物遺跡会議(イコモス)前執行委員の岡田保良・国士舘大教授を交えてパネル討議する。コーディネーターは日本イコモス国内委員会事務局長の矢野和之さん。

午後1時半開会。入場無料。定員は先着150人。希望者は氏名、電話番号、居住する市町村名、所属団体(個人での参加の場合は不要)を記入、ファクス(027・224・2812)、郵送(〒371―8570 前橋市大手町1の1の1 県世界遺産推進課)、メール(sekaiisan@pref.gunma.lg.jp)のいずれかで申し込む。11月7日締め切り。問い合わせは同課(?027・226・2328)へ。

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