田島旧宅核に地域活性考える 伊勢崎・境島村
- 掲載日
- 2012/12/23
講演する大下教授
伊勢崎市境島村の田島弥平旧宅を核にした養蚕農家群を生かして地域活性化を考える「まちづくり塾」が21日、帝京大経済学部の大下茂教授を境島村公民館などに招いて開かれ、区役員ら50人が参加した。
大下教授はみどり市、桐生市、甘楽町などで「集客」をテーマにまちづくり計画に携わっている。参加者は午前、3班に分かれ、同地区の見学コースを視察。午後は境島村公民館で大下教授を交えて意見交換した。
講演で大下教授は「世界遺産登録が話題を生む可能性がある。一方で、容量を超える来訪には注意が必要」として、目指すべき地域の姿を住民同士が共有して、地域づくりを進めることが大切であるとした。