富岡製糸場の歴史価値語る 前橋で今井さん
- 掲載日
- 2013/01/13
富岡製糸場の研究について語る今井さん
放送大学群馬学習センター主催の公開講座が12日、前橋市若宮町の同センターで開かれ、富岡製糸場総合研究センター所長の今井幹夫さんが「富岡製糸場の価値付けの変遷と世界遺産」と題して講演した。
今井さんは、世界遺産候補の富岡製糸場と絹産業遺産群について「製糸や蚕種の保存、養蚕の分野で技術革新を果たしたところに大きな価値がある」と解説。
富岡市が製糸場の研究事業を開始した1973年から研究に携わっており、「こういう形で報われるのはうれしい」と本登録に期待を寄せた。