高山社跡PR 藤岡で蚕マラソン
- 掲載日
- 2013/01/15
降りしきる雪の中、高山社跡前を力走する出場者
富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産推薦決定を記念した「上州藤岡蚕(SUN)マラソン」が14日、藤岡総合運動公園を発着点に開かれた。県内外から集まった約3千人が、遺産群の構成資産の一つである高山社跡(同市高山)前などを懸命に走った。
陸上イベントで高山社跡を全国にPRするとともに、地域経済を活性化させようと市教委や市体育協会、藤岡署などの関係者が実行委をつくり、初めて開催した。
大会は1キロからハーフまでの7コース。雪のため30分スタートが遅れ、さらに路面に雪が積もる厳しいコンディションだったが、ランナーたちは白い息を吐きながら懸命にゴールを目指した。
新春恒例の箱根駅伝の常連校となりつつある上武大駅伝部がゲストランナーとして出場し、沿道から大きな声援を受けていた。
(成績は後日掲載)