蚕糸絹業の活性化誓う 前橋
- 掲載日
- 2013/01/18
蚕糸絹業の関係者でにぎわう会場
「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産推薦決定が大きな話題となる中、第13回蚕糸絹業新年の集いが17日、前橋市内のホテルで開かれ、養蚕、製糸、織物、和装などに携わる約90人が蚕糸絹業の活性化へ決意を新たにした。
「群馬の絹」活性化研究会(高橋和夫会長)が業界の発展に役立てようと毎年開いている。 同会の沢田好美副会長はあいさつで「県民に絹の良さを知ってもらえるよう、各分野の力を合わせましょう」と呼び掛けた。
出席者は思い出話から未来の蚕糸絹業の在り方まで歓談し交流を深めた。元県繭検定所長の高橋栄志さんは真剣を使った居合を披露し、会場を盛り上げた。