富岡製糸場の推薦最終決定 きょう省庁連絡会議
- 掲載日
- 2013/01/31
政府は30日、延期されていた世界遺産条約関係省庁連絡会議を31日に開くと発表した。2014年の世界文化遺産登録を目指す本県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)への正式版の推薦書提出について最終決定する。
14年夏の世界遺産委員会で登録審議を受けるには、来月1日までにパリのユネスコへ推薦書を提出する必要がある。
外務省や文化庁、環境省など7省庁で構成する連絡会議は当初16日に開かれる予定だったが、事務調整の遅れで延期され、推薦書の提出期限直前にずれ込んだ。
会議では、世界自然遺産の国内候補として、ユネスコの暫定リストに「奄美・琉球諸島」(鹿児島県、沖縄県)を追加することも協議する。