電子看板で製糸場PR JR大宮駅西口に設置
- 掲載日
- 2013/03/03
JR大宮駅近くで放映されているCM(三国コカ・コーラボトリング提供)
世界遺産登録を目指す富岡市の旧官営富岡製糸場をPRするCMが1日から、さいたま市のJR大宮駅西口近くの電子看板で放映され、通行人の注目を集めている。
CMは市富岡製糸場課が制作した15秒間の静止画。黄色の背景に東繭倉庫と市のイメージキャラクター「お富ちゃん」のイラストが描かれ、「めざせ?世界遺産登録 富岡製糸場」の文字が踊る。
三国コカ・コーラボトリング群馬支社(糸井宏幸支社長)が世界遺産登録の機運を高め、地域経済の活性化を目的に実施。4月末まで毎日、午前7時から午後11時まで183回流れる。
富岡製糸場課は「製糸場は東京や神奈川からの来場者も多い。多くの人々の目に付く場所で宣伝していただきありがたい」と集客効果に期待する。
同社はこれまでも電子看板で県内の温泉地などをPRしており、担当者は「今後は高山社跡など絹産業遺産群をテーマにした作品も放映したい」と話している。