英科学誌 「ネイチャー」本県注目 養蚕、医療大型記事に
- 掲載日
- 2013/03/04
本県の文化や産業、医療態勢を紹介する特集記事が、英国の総合科学雑誌「ネイチャー」に掲載された。県は富岡製糸場と絹産業遺産群の世界遺産登録や、東アジアとの関係を強化する国際戦略の後押しになると喜んでいる。
計14ページの大型記事が載ったのは昨年12月6日号。群馬は地震が少なく魅力的な山々に囲まれていると紹介し、製糸場や養蚕業の歴史、医療態勢を説明。記事の中で大沢正明知事は「世界中から訪れた人が地域の隠れた宝を発見し、先端技術などを学んでほしい」とコメントしている。 計14ページの大型記事が載ったのは昨年12月6日号。群馬は地震が少なく魅力的な山々に囲まれていると紹介し、製糸場や養蚕業の歴史、医療態勢を説明。記事の中で大沢正明知事は「世界中から訪れた人が地域の隠れた宝を発見し、先端技術などを学んでほしい」とコメントしている。
医療については「群馬県は先進的な医療政策やサービスで国内の先頭に立っている」と紹介。全国に先駆けて15歳未満の子どもの医療費の自己負担をなくしたことや、群馬大が重粒子線治療施設で最先端のがん治療を行い、世界水準の専門家を育成していることを挙げている。
県広報課は「世界的に権威のある雑誌に特集記事が掲載されたことで、海外で群馬の認知度が高まるのでは」と期待している。