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「富岡製糸場と絹産業遺産群」Web

絹遺産 写真でPR 10日まで県庁に58点

解説を聞き、絹遺産について理解を深める来場者
解説を聞き、絹遺産について理解を深める来場者

世界文化遺産登録を目指す「富岡製糸場と絹産業遺産群」と、県登録の「ぐんま絹遺産」を紹介するパネル&写真展が7日、県庁県民ホールで始まった。10日まで。

写真家の清水襄さんが撮影した世界遺産候補の富岡製糸場、田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴の4資産と六合赤岩養蚕農家群など絹遺産の写真58点を展示。4資産の巨大パネルや建物内外のバーチャル映像コーナー、絹遺産の紹介パネルもある。

富岡製糸場世界遺産伝道師協会の会員が、養蚕、製糸から絹遺産の価値まで詳しく解説し、来場者は繭と生糸の実物展示や富岡製糸場の模型前で熱心に聴いていた。

県世界遺産推進課は「世界遺産候補だけでなく、県内に残る絹遺産や蚕糸業についても理解してほしい」と話している。

富岡製糸場(富岡市) 田島弥平旧宅(伊勢崎市) 高山社跡(藤岡市) 荒船風穴(下仁田町)