工女の歴史体感 富岡 着物姿で製糸場散策
- 掲載日
- 2013/03/10
富岡製糸場を散策した「お富ちゃん」(中央)と参加女性
世界遺産登録を目指す旧官営富岡製糸場の風情を楽しんでもらおうと、体験行事「工女の服装でまちなか散策」が富岡市中心市街地で行われた。市内外から女性5人が参加し、当時の工女と同じ着物姿で市街地や製糸場を巡り歩いた。
市のマスコットキャラクター「お富ちゃん」も参加。一行は商店街で布小物作りに挑戦したり、シルクパウダー入りのうどんを試食した。
色鮮やかな装いは製糸場を訪れた観光客の注目の的に。初めて着物をまとったという参加女性の一人は「新鮮でいいね」とうれしそうだった。
イベントは市内の食や自然、歴史を堪能する体験交流プログラム「はーて」の一環。市観光協会などでつくる実行委員会が主催した。