沖縄から絵手紙届く 「世界遺産登録願う」 「富岡に行きたい」 「街めぐり」交流広がる
- 掲載日
- 2013/04/20
沖縄から届いた絵手紙=まちなか観光物産館
中心商店街に絵手紙を飾って地域活性化を図る「絵手紙で街めぐりプロジェクト」に取り組む富岡市に、沖縄県の絵手紙愛好者たちから約60通が届いた。プロジェクトの成功や富岡製糸場の世界遺産登録を応援する内容で、同市富岡の「まちなか観光物産館(旧まちかど遊YOUプラザ)」に展示されている。
応援の絵手紙は、プロジェクトに協力している「絵手紙昌(しょう)の会」代表の近藤昌子さん(75)=高崎市棟高町=が長年交流している沖縄市の絵手紙グループ代表の桑江良憲さんと教え子によるもの。プロジェクト事務局の富岡市まちづくり課に3月末に届いた。
ハイビスカスやパイナップルが鮮やかな色彩で描かれ、「世界遺産登録を願う」「富岡に行きたいな」といった言葉が添えられている。
「富岡に向けたエールを多くの人に見てもらいたい」(近藤さん)と、昌の会メンバーが台紙に貼って展示に協力した。市まちづくり課の担当者は「他県から絵手紙が寄せられたのは初めて。市外にも交流の輪が広がるといい」と喜んでいる。
プロジェクトは商店街44カ所に絵手紙グループ7団体の作品を展示し、観光客に楽しんでもらう試みで3月から始まった。
問い合わせは市まちづくり課(TEL:0274・62・5439)へ。