《時の話題》
- 掲載日
- 2013/04/21
友達と一緒に写生を楽しむ子どもたち
▽世界文化遺産登録を目指す富岡市の旧官営富岡製糸場や産業遺産を描く「第32回赤れんが写生大会」(同市など主催)が20日、西毛地域の5会場で開かれ、主会場の同製糸場では子どもから大人まで116人が思い思いの角度かられんが造りの倉庫を画用紙に描いた=写真。
▽登録運動を盛り上げようと、参加者にはメッセージカードが配られ、登録への期待や同製糸場の自分なりの見どころを書き込んで作品に添えた。東繭倉庫を写生した佐藤瑛斗(ひでと)君(富岡高瀬小6年)は「高く積まれてかっこいいから アップで描いた」と話した。
▽作品は5月3日~同12日の富岡市立美術博物館を皮切りに、同製糸場や県庁などで巡回展示される。