ボランティアガイド養成 「まちなか」もお任せ 来月から富岡市
- 掲載日
- 2013/04/26
富岡市は、富岡製糸場周辺の見どころを案内する「まちなかボランティアガイド」の養成を始める。富岡製糸場の世界遺産登録に向けて街中の観光客が急増する中、製糸場だけでなく街中散策も楽しんでもらうのが狙いだ。50人程度を募り、半年間の養成講座を経てデビューを目指す。
富岡製糸場には定時解説を担当するガイドがいるが、市が「まちなか」専門のガイド養成に取り組むのは初めて。市まちづくり課は「地元のおもてなしの気持ちとしてガイドを育てたい」としている。
ガイドは町の成り立ちや製糸場が操業していたころの市街地の様子を説明したり、個人の裁量でお薦めの店や遊び場を紹介する。まちなか観光物産館(旧まちかど遊YOUプラザ)、新駅舎完成後の上州富岡駅などが活動拠点となる。
養成講座ではガイドのマナーや歴史の学習のほか、街中を歩いて実践的にガイド技術を身につける。富岡市に関心がある人を広く募る。
講座は5月から第3日曜日に開き、全5回程度。参加費無料。参加申し込みは7日まで。問い合わせは市まちづくり課(TEL:0274・62・5439)へ。