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まゆダーマン 登録へ一役 推進キャラ藤岡市認定 高山社跡 世界遺産に

マスコットキャラクターに認定される「まゆダーマン」
マスコットキャラクターに認定される「まゆダーマン」

藤岡市は28日までに、市内の地域おこしグループ「上州ふじおか絵巻の会」(富岡智子会長)がつくったキャラクター「まゆダーマン」を、高山社跡の世界遺産登録を推進するマスコットキャラクターに認定することを決めた。

歴史をテーマに地域活性化に取り組む同会は2009年、若い世代に郷土への誇りと愛着を持ってほしいという願いを込め、蚕をモチーフにしたまゆダーマンを考案。「過去と未来を行き来して藤岡の歴史を伝える」ことを使命とする正義のヒーローとして誕生させた。デザインは地元の高校生が手掛けた。

全身白色で、蚕の顔をかたどったヘルメットをかぶっている。手足は桑の葉をイメージした緑色。腰の周りに書かれた「ま」の字がトレードマークで、凜(りん)とした表情が特徴だ。

まゆダーマンはこれまで、市内のイベントや高山社を紹介するパンフレット、紙芝居などに登場した。市の担当者は「実績を生かし、さらに幅広く活躍してもらいたい」と期待を寄せ、会長の富岡さんは「非常に光栄なこと。グッズもつくり、藤岡を盛り上げていけたら」と話している。

認定式は3日、同市のららん藤岡で開かれる展示会「よくわかる高山社・蚕と繭・人物パネル展」のオープニングセレモニーの中で行われる。

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