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「富岡製糸場と絹産業遺産群」Web

観光振興を条例化 議員提案で制定目指す 県議会

県議会は7日、代表者会議を開き、5月定例会から「観光振興対策」など四つの特別委員会を設けることを了承した。観光振興対策特別委は「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録の審議が迫っていることを踏まえ、国内外からの観光客を増やす戦略を考えるとともに、観光振興についての理念をまとめ、議員提案の条例制定を目指す。

社会基盤づくり特別委は、まちづくりや公共交通の再編、県が高崎市の競馬場跡地に計画しているコンベンション施設、首都圏のバックアップ機能誘致、防災減災対策について考える。鳥獣害対策と、障がい者・子育て対策の特別委も設ける。

各特別委とも、来年2月の定例会までに現地調査や委員会審議を重ね、県や国などへの提言をまとめる。16日の議会運営委員会で、正式に4特別委の設置を決める。

富岡製糸場(富岡市) 田島弥平旧宅(伊勢崎市) 高山社跡(藤岡市) 荒船風穴(下仁田町)