イコモス調査「万全を期す」 製糸場登録へ知事
- 掲載日
- 2013/05/09
2014年の世界文化遺産登録を目指す「富岡製糸場と絹産業遺産群」について、大沢正明知事は8日の定例会見で、「しっかりと関係4市町と連携して、ことしのイコモス(国際記念物遺跡会議)の現地調査に万全を期す。来年登録されるように全力を尽くしたい」と決意を語った。
文化庁によると、現地調査は「富士山」「鎌倉」の登録の可否を審議する来月のユネスコ世界遺産委員会が終了後、7~9月に行われる可能性が高い。
大沢知事は鎌倉がイコモスから登録見送りを勧告されたことについて「残念だが、まだ本決定ではないので推移を見守っていきたい」と述べた。