富岡製糸場守る姿勢を 愛する会総会
- 掲載日
- 2013/05/19
NPO法人富岡製糸場を愛する会は18日、本年度総会を富岡市内で開いた。製糸場では今夏、ユネスコ諮問機関の現地調査が予定され、高橋伸二理事長は「住民が地域の産業遺産を支え、守る姿勢を示すことが重要」と啓発活動を強化する考えを示した。
世界遺産登録に向け、県内外の団体との連携強化、マスコットキャラ「シルキー」の活動充実、税制優遇を受けられる認定NPO法人の申請準備といった事業計画を決めた。
総会後、製糸場建設をテーマとした時代劇映画「かわたれの槌音(つちおと)」のシナリオを声優が朗読したほか、富岡製糸場総合研究センターの今井幹夫所長が講演した。