着物姿で絹遺産巡り 伊勢崎・田島弥平旧宅
- 掲載日
- 2013/06/03
田島弥平旧宅で説明を聞く参加者
世界文化遺産登録を目指す絹産業遺産群の一つ、田島弥平旧宅の周辺を着物姿で散策する集いが2日、伊勢崎市境島村で開かれ、県内の着物愛好家約30人が養蚕農家群の歴史を学んだ。
参加者は2班に分かれて路地を歩き、ぐんま島村蚕種の会のメンバーから田島弥平の功績や一族の歴史について説明を受けた。着付けを指導している新井啓子さん(69)=前橋市上泉町=は「着物での見学会とあって楽しみにしていた。養蚕農家群はきれいに維持されていた」と喜んでいた。
「目指せ!世界遺産の伊勢崎市」と銘打ち、みちくさ塾(金井拓美代表)が企画した。着物着用者に限定した見学会は初めてという