かかあの力で元気に 伊勢崎境島村 まちづくり会議に部会
- 掲載日
- 2013/06/11
地図を囲んで意見を出し合ったワークショップ
世界文化遺産候補の構成資産の一つ、伊勢崎市境島村の田島弥平旧宅を活用したまちづくりを推進する「伊勢崎市境島村まちづくり推進会議」は、女性部会を発足させた。初めてのワークショップを島村公民館で開き、11団体の19人が意見を出し合った。
帝京大経済学部の大下茂教授がコーディネーターを務めた。参加者は2班に分かれて地図を囲み、地区の特徴を付箋に書き込んで、地図に貼り付けていった。
「渡船や養蚕農家群がある」「利根川の景色がきれい」と良い点が挙げられたほか、「高齢化が目立つ」といった問題点も出された。参加者は次々と持ち味を挙げながら、地域について再確認した。
女性部会は、女性の視点をまちづくりに反映しようと、主に同公民館を拠点に活動する13団体で構成。来年1月までに4回のワークショップを予定している。同推進会議は2月に、境島村まちづくりビジョンの骨子を決定する。