製糸場に往時の活気 春繭を荷受け 富岡
- 掲載日
- 2013/06/18
春繭の荷受けが行われている旧官営富岡製糸場、
世界文化遺産登録を目指す富岡市の旧官営富岡製糸場で18日まで、春繭の荷受けが行われている=写真。農家が持ち込んだ繭を台いっぱ春繭を荷受け いに広げ、市職員や関係者が汚れが付いたりした繭を取り除き、袋に詰めて計量した。
繭約400キロを搬入した同市白岩の金井一男さん(72)は「ことしは乾燥したため小ぶりだが光沢がある」と話し、作業を見守っていた。
荷受けは、市などが製糸場操業時の繭の出荷作業を再現して毎年行う。市内の養蚕農家13軒が4日間で約1・5トンを搬入する。