世界遺産登録を推進 藤岡 高山社を考える会が総会
- 掲載日
- 2013/06/26
座繰りも実演された会場
高山社を考える会(小坂裕一郎会長)の定期総会が、藤岡商工会議所で開かれた。会員約120人が、高山社跡(藤岡市高山)の世界文化遺産登録を目指して引き続き活動していくことを確認した。
小坂会長は「(世界遺産登録推進の)運動が盛り上がってきたが、大変なのはこれから。世界の人に、高山長五郎が訴えた『国利民福』(国家の利益と民衆の幸福)の精神を伝えたい」とあいさつした。
パネル展やシンポジウムなど昨年度の活動が報告され、本年度も広報活動や勉強会を行っていくことを承認した。
総会後、同会調査部会長の関口覚さんが「高山長五郎と緑埜精糸社の絆」と題して講演。市内の女性が組織したまゆ花の会の会員は、繭から糸を引く座繰りを実演した。