千円銀貨に鮮やか製糸場 造幣局理事長知事に説明
- 掲載日
- 2013/06/27
特製ケースに入れた銀貨を手にする大沢知事(右)と新原理事長
地方自治法施行60周年を記念して発行する「富岡製糸場」にちなんだ絵柄の千円銀貨をPRしようと、造幣局(大阪市北区)の新原芳明理事長らが26日、県庁を訪れ、大沢正明知事に全国で28番目の発行となる本県銀貨の魅力を説明した。
新原理事長は、「製糸場の世界遺産登録の推進力となる素晴らしいデザインの硬貨が完成した」と説明。造幣局のデザイナー、池内映子さんは「本物の赤れんがの色に近づけるために何度も仕上がりを確認した」と振り返った。大沢知事は「カラフルで味がある。銀貨を手にした全国民が世界遺産登録の応援団になってくれるはず」と期待した。
銀貨は、プラスチックケース入りで10万セット用意。9万セットを国内向けに販売する。1セット6千円。記念切手入り特製ケース付きは7800円。申し込みははがきで、7月17日まで。問い合わせはハローダイヤル(TEL:050・5548・8686)。