絹の魅力 感じて 高崎で世界遺産「キャンペーン」
- 掲載日
- 2013/06/30
興味深そうに生きた蚕を見る親子連れ
「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録運動を盛り上げる「第9回シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーン」が29日、高崎市棟高町のイオンモール高崎で始まった。パネル展示や生きた蚕と触れ合うコーナーが設けられ、来場者は肌で絹の魅力を感じた=写真。7日まで。
世界遺産運動に取り組む県内7団体でつくるシルクカントリーぐんま連絡協議会(近藤功会長)主催。開会式で近藤会長は世界遺産登録された富士山を挙げ、「今度は群馬の番。県民、国民を挙げて登録運動を盛り上げたい」と述べた。
七夕にちなんで「世界遺産になれるように応援しています」などと登録を願う来場者の応援メッセージも飾り付けられた。30日は、赤岩重要伝統的建造物群を紹介するパネル展示や座繰り体験が行われる。