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「世界遺産登録 手助け」 上毛新聞富岡支局が移転

富岡支局移転開所式でテープカットする出席者
富岡支局移転開所式でテープカットする出席者

上毛新聞社富岡支局の移転開所式が25日、富岡市富岡の旧官営富岡製糸場近くの新支局で開かれた。富岡、甘楽、下仁田、南牧の4市町村の首長、各市町村議会の議長、企業や各種団体の代表者など41人が出席して新支局の門出を祝った。

新支局は世界文化遺産登録を目指す富岡製糸場へのメーン通りである城町通り沿いにある。取材拠点となる事務所のほか、観光客や市民が自由に見学できるギャラリーを併設し、富岡製糸場や絹産業遺産群の歴史や現状を紹介する。

式では上毛新聞社の渡辺幸男社長が「一般の人が立ち寄れるギャラリーの要素を備えた支局は初めて。富岡製糸場の報道にまい進し、世界遺産登録を手助けしたい」とあいさつ。岡野光利市長は「新支局は情報発信の拠点として最適地。地域住民が集い、多くの人から愛される場所になることを願う」と祝辞を述べた。

渡辺社長、岡野市長、富岡商店街連合会の堀口良一会長、新支局の建物を所有する原文子さんが支局前に並んでテープカットした。

支局ギャラリーは製糸場に関する新聞記事のスクラップや本社発刊本が並ぶほか、絹産業遺産群の映像、上毛新聞ニュースを流すデジタルサイネージ(電子看板)を設置。本社の取り組みや絹産業遺産を"見て、読んで、学べる"情報発信拠点を目指す。

原則として午前11時から午後4時まで開放。土、日曜日もオープンする。情報提供は富岡支局(同市富岡45―1、電話0274・62・4341、ファクス0274・62・2129)へ。

(18面に特集)

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