製糸場周辺で一方通行実験 来月に富岡
- 掲載日
- 2013/08/24
富岡市は9月11日から17日まで、旧官営富岡製糸場の周辺道路で、車両を一方通行に規制する交通社会実験を行う。製糸場の観光客が急増しており、交通安全対策の一つとして車両の抑制効果を検証する。
規制は製糸場正門から東へ延びる城町通りの一部、製糸場東側と北側市道の約500メートル。富岡署の協力で、午前9時から午後4時まで東から西への一方通行とする。 周辺は住民の生活道路としての利用も多い。実験後はアンケートを行い、世界文化遺産登録後の交通規制の参考にする。
交通量の抑制で歩行者が散策しやすくなる効果も期待でき、岡野光利市長は「周辺のレトロな飲食店街も観光資源。街中を歩いてもらうことは大事だ」と話している。