県内大学と上毛新聞 世界遺産で連携 14日に近藤前長官が講演
- 掲載日
- 2013/09/04
世界文化遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録推進キャンペーンを展開している上毛新聞社は14日、群馬大を皮切りに、県内の大学と連携した公開講座「TOMIOKA世界遺産会議」を新たにスタートさせる。
同遺産群の世界遺産登録後の地域づくりについて県民と考える。開催大学の教員と外部識者による講演を通して、まちづくりや観光、景観、歴史遺産活用など多方面から可能性を探る。本年度は群馬大に続き、10月5日に県立女子大で第2回講座を開く。
前橋市の群馬大荒牧キャンパスで開く初回は、同大社会情報学部教授の森谷健さんと、6月のユネスコ世界遺産委員会で「富士山」の世界文化遺産登録交渉に当たった前文化庁長官の近藤誠一さん=写真=が講師を務める。森谷さんは「世界遺産登録と市民」、近藤さんは「世界文化遺産―登録の地域にとっての意義」と題して語る。
午後2時開演。入場無料。定員は先着400人。問い合わせは上毛新聞社営業局企画部(電話 027・254・9945)へ。