《東日本大震災関連 支援暮らし》「桜染め」絹製品いかが 福島の知的障害者施設 きょうまで高崎で販売
- 掲載日
- 2013/10/14
「桜染め」スカーフなどの展示コーナー
福島第1原発事故を受け、高崎市で避難生活を送る知的障害者支援施設「光洋愛成園」(福島県富岡町)は14日まで、高崎スズラン地下1階特設会場で「桜染め」の絹製品を展示販売している。
旧官営富岡製糸場内で摘み取ったサクラの葉などが染色に使われており、淡いピンク色のハンカチとスカーフ、コサージュを千円~7千円台で販売している。収益は、製作を担当した施設利用者の工賃に充てる。
同園の利用者と職員は2011年春から、国立のぞみの園(高崎市寺尾町)で暮らしている。避難生活で中断していたサクラの枝や葉を使う桜染めを昨年秋に復活。同園内に設けた「工房さくら」で4人の利用者が製作している。
午前10時~午後3時。美術工芸サロンで開催中の「絹の里」群馬絹(シルク)フェスタの一環で行っている。