製糸場 核に「観光圏」 富岡 産業振興と人材育成
- 掲載日
- 2013/10/23
富岡製糸場でのフィールド・ワーク
世界文化遺産登録を目指す「富岡製糸場と絹産業遺産群」を起点に、観光産業の振興と人材育成を図るプロジェクトの第2回会合が22日、富岡市内で開かれ、産官学の代表ら60人が富岡製糸場や中心市街地を視察した。
製糸場周辺を歩く「フィールド・ワーク」では委員が製糸場や休憩施設などのハード面のほか、商店街の様子や土産物などを確認した。
プロジェクトは海外からの誘客など観光戦略の中核となる「観光プロデューサー」の育成と、製糸場を中心とした「観光圏」の創造を目指す。全体委員会(委員長・中島利郎有坂中央学園理事長)は今後、観光人材育成の先進地視察などを予定している。